私と太陽の塔

今度、映画夜は短し歩けよ乙女が放送されるらしいです。

先輩の声を星野源さんが演じているんですがはまり役でとてと良かったのと、演出がまあ良いそして動きが良くて飽きさせなく見ててとても気持ちが良かったです。

見てない方は是非とも見てほしいです。

森見登美彦の恋愛小説で阿呆が活躍する話が好きなんですが、中でも恋文の技術と太陽の塔が好きです。

漫画も始まった事ですし、太陽の塔の話をしていきたいです。

太陽の塔を読んだ時、確か二十歳そこらの頃に読んでいて衝撃を受けました。

言い方が悪いんですが、主人公が元カノのストーカーをしててびっくりしたのを覚えています。

でも、読み進めて行くとどんどん夢中になっていき、当時は三重にいたので京都に行ってみたいと思いましたし、太陽の塔に行ってみたいと思いました。

何の因果か今は太陽の塔の近くに住んでます。といってもモノレール乗らないとダメなんですがね。

話は外れましたが、太陽の塔の何が良いって主人公が凄い遠回りをするんですよ。

でもこの遠回りは決して無駄な遠回りでは無く意味ある遠回りだと思いますし、ラスト数ページ凄い静けさというか物悲しさがあるんですけど、とても綺麗なんですよ。

当時、このラストが読みたいがために何回も読んだことを思い出し、男汁がより濃くなったと思います。

あれから7年経ちました。

今読むとまた違った楽しみ方を出来るのではと思うのでまた読みたい。

そして男汁が濃くなる…勘弁してほしいのですが…。

今度、筆を買いに京都に行こうと思っているので、作中に出てくる猫ラーメンの元になった店に行こうと思います。

あと、上記で出てきた恋文の技術の舞台である能登半島に秋口辺りに旅行に行こうかなと思ってたり思わなかったり…。

恋路海岸の鐘を誰かしらとの恋が実る事を祈ってアラサーのおっさんが一人で鳴らそうと思います。

気持ち悪いでしょ…?